きょうはたくさん書きましたが、日付が変わりそうなこの時刻(23:48)に思い立って、私のデスクの脇に置いているThinkPad T60にZORIN OS Ver.11(32bit)をインストールする事にしました。
このThinkPadは私の大のお気に入りでHDDはもう何年も前からSSDに換装してあり、以前に比べたら「えっ?」という位に速いです。
しかし、気になるのはVista上で使うアプリのサポート切れによる不便さです。
以前使っていたOffice2010もVista再インストール後は認証が通らなくなってしまい、やむを得ず更に古いOffice2007 Personal を使わざるを得なくなってしまいましたし、GoogleのChromeやGoogle日本語入力もVistaサポートを終了してしまったので仕方なくブラウザはFirefox、日本語入力はMS-IMEで我慢という事になっていたのです。
しかもAcrobatも新しいバージョンの物はインストールすら出来ないありさまです。
これでは何だかやる気が出ません、何かこうワクワクするパソコンにしたいと思うのが当然というものでしょう。
こうして毎日MacのOSを最新にアップしたり、リ・ボーンPCのOSをLubuntu(Linux)にしてみたりとしていたのですが、一番良く使うPCが後回しになっていましたので遂に思い切ったという次第。
さて、最近になって知った”ZORIN OS”は結構”Vista”っぽいところがあるのでこれはいいんじゃないか?と思って早速ZORIN OSのサイトでisoイメージをダウンロードしてきました。
今回入手したのは軽量版のLiteバージョン。
何しろ愛機のThinkPad T60はCore2Duoのマシンなのです。
早速インストールしてみると…結構ダメダメでした。
何がかというとまずインストーラがダメです。
インストーラの画面が一応ウィンドウで表示されるのですが、次の画面(ウィンドウ)に切り替わっているのに前の画面の残骸が残っていて見難い事(この時点でもうダメです)
先日、GatewayのマシンにAMD64ビット版のZORIN OSを入れた時はそんな事なかったのですがIntel i386用ではこんな感じなのでしょうか?(ホント酷いです)
結局、インストールが終わって起動してみたもののしっくり来ず、ウィンドウのあちこちのフォントの大きさもまちまちで統一性に欠けるのが個人的にどうにも許せず、アンインストールしました。
さて、結局どうしたかと言いますと『Lubuntu 15.10LTS』にしました。
Lubuntu(Linux)は有名なubuntuディストリビューションの派生版でウィンドウシステムをLxdeという軽量な物になっているので古いマシンでもかなりのパフォーマンスを発揮できる代物です。(店長は基本的にこれが好きです)
また、現時点でLubuntuは最新バージョンが16.04なのですがこれだとエプソンのプリンタドライバが対応しない事も問題です。(いずれ改善する筈)
かくして、愛機TinkPad T60は端正で堅実、高パフォーマンスのLubuntuリ・ボーンPCとして蘇りました。
このPCは元々HDDでは遅すぎるという事でSDDに換装していたのでそこそこ速かったのですが、今回のリ・ボーン(再生)で更に見違えるようなマシンになりました。(パチパチパチ)
何しろ、電源ボタンを押してからOS(Lubuntu)が起動するまで20秒。
インストールしたオフィスソフトも1〜2秒で立ち上がります。
とにかくLubuntu(Linux)は素晴らしい!どこがどう素晴らしいかはまた改めてお伝えしたいと思います。
それでは、また!
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