仕事上、疎遠だったMacを避けては通れない!という事で購入した中古のMac miniでしたが、購入当日から使っていると時々突然画面が真っ暗になってしまい、数秒から10秒ほどでまた画面が復活するという変な症状が起きていました。(どうやら映像信号が途絶えるだけで操作は受け付けている様子)
ショップに展示してあった時はパフォーマンスを強調して4Kディスプレイにつないでいかにも「これ凄いですよ」という感じだったのですが基本的に何か仕事をさせている訳ではありませんでした。
その為、実際に使ってみるまでは分からなかったのです。
購入した当日、早速事務所で試した事はHDMIでテレビに繋いで取り敢えず動きを確認。
OS X Yosemiteのセキュリティアップグレードの案内が出ていたので早速実施しました。
その後、設置場所を事務所の私のデスクにあるカスタムPCと画面とキーボード、マウスを共有するべくPC切替器に接続してずっと使っているという状況なのですがそうした環境が原因になっているとも考えづらい。
調べてみると、ネット上で同様の障害に悩む人もいるにはいるらしい物の他のエキスパートなユーザーの助言で改善した人もいるけどダメな人もいる。
これって原因が1つじゃないって事です。
私のMac miniの場合、どうやらアプリケーションソフトを使っていたり、ブラウザの操作をしていたりと何らかのアクションをしたタイミングで急に画面が真っ暗になったりしている所を見るとOSが関与している様子はあります。Mac miniの映像出力はミニディスプレイポートが2つとHDMIが1つあり、私の使用環境ではDsub15に変換しているのはミニディスプレイポートの方ですのでひょっとしてこのポートが良くないのでは?と疑ってもう1つのポートに挿し直してみたのですが全く改善しませんでした。
という事はディスプレイポートの物理的な故障ではなく、OS…のディスプレイドライバ(コントローラ)が何らかの理由で映像信号の出力を怠ってしまうタイミングがあるという事なのでしょう。
だとすると厄介です。
ハードがおかしいのなら不良品扱いで交換してもらうのは意味がありますが、同じMac miniに交換してもまた同じ症状に見舞われるのではないか?という気がするのです。
こ…これは…Mac地獄?
古いMacに最新のOSにアップグレードしていくと発生するデグレードの一種なのではないか?と背筋を1筋の冷たいものが下がっていくのを感じます。
私と同様の障害にネット上のQ&Aで相談している方へのアドバイスにOS Xのメジャーバージョンアップはクリーンインストールが基本!というのがありましたが、なるほどそれも一理あります。
Mac専用ハードウェアという極めて限定された世界での話ですからAppleも十分に検証していればこのようなトラブルは無い筈ですが、アップグレードではドライバ類の更新が正常に行なわれているのかどうか怪しいものですからいっそバッサリと最新のものだけでクリーンインストールするのは理にかなってはいる訳です。(逆にどうなるか分からないというリスクもあるけど)
しかしです。初心者を代表して言わせてもらうといきなりクリーンインストールとはハードルがあまりに高すぎるのではないでしょか?
まして、その仕組み(というか手順)が分かりません。
コンピュータ業界に長く居ながら、Mac初心者という立場は同様のユーザーと同じ目線で対策に臨むことになりますので、本件は継続して報告していきたいと思います。
それではまた!
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