この仕事を始めた当初、いろいろな業務で作成したデータ類を補完するUSBメモリーを1つ買いたいと思って探していたら格安(かな?)の16GBの製品があったので購入しました。
SanDiskというメーカーは有名ですしUSB3.0に対応しているとなれば転送速度も最大130MB/sとそこそこです。
税込&送料込みで646円なんて素晴らしいじゃありませんか?
ところが、実物が届いて使ってみて何だか微妙な製品である事に気付き始めます。
まず、Windows10のPCでは認識しませんでした。
それなら…とWindows VistaのPCに差し込むと今度はちゃんと認識しました。
この時点でかなり『う〜む』という感じなのですが、それなら…とフォーマットし直せば認識するかも?とやってみるとこれが地獄の始まりでした。
フォーマットしようとしても『権限がありません』のメッセージが表示されて出来なかったり、何とかフォーマットが始まっても途中で「失敗しました」とか表示されるし…で、ぐったりでした。
この製品、妙に安いのはそういう『いわく付き』だったか!とまたしても冷や汗がたらり…。
恥ずかしながら、このUSBメモリーは私の手元にあるPCではVistaパソコン専用のメモリーになってしまっておりました。
ところがです、一昨日のVistaパソコンをLubuntu(Linux) 15.10に入れ替えたので、このUSBメモリーは果たして使えるんだろうか?と気になって挿してみたら取り敢えずはOKでした。
気になりついでにMacにも挿してみるとこちらも大丈夫。
ダメなのはWindows10パソコンだけです。
こうなったらちゃんと問題解決させなければ、本業として恥ずかしい。
思いついたのは、Lubuntu パソコンになった私のThinkPad T60でこのメモリーをフォーマットしてみようという事でした。
LubuntuにはWindowsでいうところの[スタート]ボタンを押すとまさにWindowsのスタートメニューばりのメニューが表示されますが、この[設定]から更に表示されるサブメニューに[ディスク]という機能がありますがここで差し込まれているUSBメモリーを選び、ボリューム表示されている部分の歯車アイコンを押すと先頭に『パーティションを初期化』というのがあるので、ここからフォーマットを実行します。
ボリューム名やフォーマット形式の選択などがあり、ここから適宜選んで先に進める訳ですが、フォーマット形式は汎用性の高い”NTFS”を選びます。
実測こそしませんでしたがこの初期化作業は結構時間がかかりました。
しかしフォーマットは無事正常終了し、Windows10のPCでもMac miniでもどちらでも問題なく読み書き出来ることを確認しました。
Windows10でもWindows Vsitaでもなぜフォーマットにあんなに手こずったのか?本当の理由は未だに分かりませんが、こういう操作ではLinuxが断然強いと感じました。
という事は、同製品を購入する場合はLubuntuのパソコンで行えば問題なく汎用性の高いフォーマットで使えるという事でしょう。
安価でそこそこ良い製品をお探しの方は、以下の製品をお買い求めになっても宜しいのではないでしょうか?
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