先日ご紹介したCOMPUTEX TAIPEI 2016の展示傾向からしても、高速のグラフィックボードは際限なく進化し続けているようです。
こうしたグラフィックボードは一体何の為に?と不思議に思われる方もおられるかもしれませんが、一言で言うと『ゲームの為』です。
私を含めてやや年齢高めの方は「なんのこっちゃ?」ですが、ご家庭に小学生のいる方などは『マインクラフト』という名前を聞いた事があるのではないでしょうか?
『Minecraft』(マインクラフト)は、Notch(マルクス・ペルソン)とその会社 (Mojang AB) の社員が開発したサンドボックスゲームである。ブロックを空中や地面に配置し、自由な形のものを作っていくゲームである。シングルプレイやマルチプレイがあり、日本語圏では『マイクラ』という略称で呼ぶこともある。(ウィキペディアより)
これは、ゲーム専用機やスマートフォン、タブレット端末でも遊ぶ事が出来るのですが、パソコン版ではMODと呼ばれる拡張機能を多数選んで追加する事でより楽しめる(らしい)という事です。
おそらく、他人よりも良い動作環境で楽しみたいと思うのが人情でしょうから「もっと、もっと・・・」とユーザーが求めるのに応えてメーカーも「これでどうだ!」と作るのでしょう。
とにかくそういう訳で、ゲームをする為のパソコン『ゲーミングPC』というジャンルが確立し、ビジネスとしても伸びているという事なのです。
ちょっとAmazonで検索してみましたが、こんな感じです。
最新の人気製品はNVIDIA社製のGeForce GTX 1080シリーズだそうですが、どれも10万円オーバーの高級品です。(これじゃお手頃価格のパソコンが2台買えます)
※各社販売元は違っても元が同じ製品だからでしょうか?姿が皆同じに見えます。
おそらく熱も出るでしょうし、消費電力も相当なものでしょう。
最近では、こうした高性能グラフィックボードをグラフィック機能以外の演算処理に使うという用途も出てきているようで(BitCoinの採掘など)需要は高まる一方でしょうからメーカーもウハウハでしょうね。
ソーヨーピーシーはどちらかと言えば『ロープライスで高性能』を重要視しているのですが、こういう製品を使うと一体どうなるのか?という事には興味があります。
ご依頼頂ければ高性能グラフィックボードを搭載したカスタムパソコンの製作も致しますので、ご相談ください。
それではまた!
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