こんにちは!
ここ富山県でも梅雨明けから10日程経ちますが、暑いですねー。
熱中症にはお気をつけ下さいね。
さて、こういう暑い季節、人間だけではなくパソコンにも大変厳しい季節といえます。
最近ではエアコンの入った涼しいお部屋でネットサーフィンや動画鑑賞、ネットゲームを楽しむ方も多いかも知れませんので、そういう環境ならさほど気にする必要はないかも知れません。
※電気代が気になりますが・・・
しかし、業務用に使われているパソコンは結構過酷な環境で稼働している事が多いのです。
今日は業務用のパソコンの現場事情について思い出話を交えてお話したいと思います。
店長が以前働いていた会社では映画館にチケット販売や飲食コーナーの販売端末を納めていたのですが、パソコンって案外熱を出すのに設置場所ときたらパソコン本体の寸法きっちりのサイズに作った棚に押しこむしかない…といった状況がほとんどでした。
これが夏になると軒並み熱暴走が始まってしまい、チケット売り場が全滅…なんていう恐ろしい事が起こったのです(20年近く前の話)
20年近く前ともなるとデスクトップPCでも比較的コンパクトなものが各メーカーから出始めていて「こりゃあいい!」と設置場所の狭い店舗用に採用されたのですが、当時のパソコンは今のように省電力のタイプの物が少なく、ちょっと負荷のかかる処理をするとCPUが全力で動くので恐ろしい熱を発生させるのでした。
夏休みの子供向けの作品が上映される、ある暑い日の事、パソコンの熱暴走によるトラブルが起き、急遽京都まで障害対応で駆けつけたのですが、設置されたパソコンを見てビックリ!
手を触れたら「アチッ!!」というくらいに熱くなっていておまけに『わたボコリ』がごっそり吸気穴を覆ってしまっているではありませんか!
おまけに設置されている棚がパソコン本体を覆うような構造で、まともに放熱できない状態です。
大急ぎで『わたぼこり』を掃除機やぞうきんで取り去り、設置された棚の横の点検口を開放して熱をできるだけ逃がすようにし、とどめに従業員用の扇風機を全てパソコンに向けて風を送るようにしてもらう事でようやく障害が収束して一件落着となった訳ですが、それ程にパソコンは熱に弱い機械だという事なのです。
考えてみるとメーカー製品だからと安心しきっていましたが、当時の発熱量の多いCPUにあのコンパクトな筐体では吸排気も満足には出来なかったように思いますが、それに輪をかけて劣悪な設置環境にあっては業務使用は厳しかったと思います。
皆さんのご自宅でもデスクトップパソコンを狭い場所に押し込んで使っているという方はおられませんか?場所を取るデスクトップパソコンやタワー型のパソコンは出来るだけ広い場所に設置してホコリが詰まらないように注意しておくと良いですよ。
さて、そういう過去の経験もあって、ソーヨーピーシーでは発熱を極限まで抑えた低消費電力パソコンを強くお勧めしています。
消費電力が抑えられるという事だけではなく、トラブルを起こさないという意味ではこれに勝る物はありませんからね。
夏になってからパソコンの調子がおかしい…という方はいらっしゃいませんか?
ひょっとすると長年に渡って冷却ファンによって吸い込まれたホコリでCPUが十分に冷却できなくなっている可能性があります。
そんな場合は分解清掃がオススメですが、慣れていない方が作業をすると内蔵の部品を誤って破損してしまう可能性がありますので『パソコン整備士』にご依頼頂くと良いですよ。
店長は『パソコン整備士』の資格保有者ですし、清掃によって発生した故障の保証も致しますので安心してご相談下さい。
それではまた!
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