皆さん、こんにちは!
今日はたまたまネットを徘徊していて「おっ!」という物があったのでご紹介します。
それは500円程で買えるLinuxが入りのすぐに使えるPCです。
では早速…
そもそも、ラズパイってなんだよ!という方もいらっしゃるかも知れません。
店長もまだ触った事がないのですが、以下の写真のようなトランプケースほどの箱に収まるサイズのパソコンです。
これが何と4コア(クアッドコア)のCPUを搭載していて、非力とはいえLinuxやWindows10も動くというのですから驚きです。
それが、今度発表されたOmega2はマッチ箱ほどの大きさでLinuxが動くというのですから更に驚いてしまう訳です。
以下Omega2の紹介ビデオです、ご覧下さい。
この製品、どうやらまだ発売に向けてクラウドファンディングで出資を募っている状況のようですが発売されたらエラい事になりそうな予感がします。
このOmega2はサイズの小ささから、これから世界で普及しそうなIot(モノのインターネット)と呼ばれる家電などの機器をインターネットに繋げて使うという流れに実にマッチしています。
何にでも組み込みができて、無線LANで繋げて使えるとあれば一気に普及する可能性が高いと思います。
この先、似たような製品が続々と出てくるかも知れませんが、その性質上『ラズパイ』と似ているとは言え、組み込みのし易さからすると明らかにこちらの方がパイオニアだと思います。
店長の見立てでは家電、工業用機械、或いはホビーが主な用途になるでしょうが、本命は『スマートハウス』ではないか?と見ています。
家の照明や空調、窓やシャッターなど電動化されたあらゆる物に組み合わせる事で外出先からでもかなりの事がコントロールできるのは案外ごく近い将来の事なのかも知れませんね。
但し、これだけ小型化した事で『何にでも』『何処にでも』組み込む事が出来てしまうのですから悪用を考える者も少なからずいる事でしょう。
アメリカのテレビドラマ『Mr.ROBOT』では巨大ブラック企業のコンピュータシステムをハッキングする為に先述の『ラズベリーパイ』を使うという話がありました。
それが更に小型化する訳ですから不正使用をされてもそれが何処にあるのか?を探す事はとても困難です。
物事の悪い面ばかりを見ているのもなんなのですが、心配です。
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