こんにちは!久しぶりのブログ投稿になってしまいますが、今日は手持ちの古いマイクロソフトのオフィスをLinux(Lubuntu)で使えるようにしてみたというお話をします。
皆さん、Linuxというとパソコンに詳しいマニアの人が使うものだろうとお思いの方がまだ大半かも知れませんが、私がオススメしているLubuntuというディストリビューションはWindowsの使い勝手を踏襲した使いやすくて完璧なOSです。
ubuntuシリーズの仲間でも最もハードウェア負荷を抑えるように作られているのでXPマシンにインストールするとXPの時よりも軽快に感じるかもしれません。
さて、Linuxのオフィスソフトといえば標準でインストールされるようになってきたLibre Officeが有名ですし、実際とても洗練されていて使いやすいと思います。
しかし、せっかくこれまで使ってきた手持ちのMicrosoft Officeです。できれば使いたいというのが人情ですよね?
ご存知の方もおられると思いますが、LinuxにはWindowsアプリケーションを動かす為のエミュレーション環境である”Wine”というソフトウェアがあります。
ここから手持ちのMS OfficeのインストールCDを使ってインストールすれば動いちゃうんです。(あまり悩む箇所はありません)
製品の認証もオンライン経由でちゃんとできました。
これは私もちょっと驚きでした。というのも、ここでお話ししているのは私のThikPad T60の事なのですが、実はWindows Vistaで使っている頃に認証がうまくいかなくなる現象が起きていたからです。
まぁ、ともあれ無事にインストールできたMS Office Personal 2007は使えるようになりました。
ここで「めでたし、めでたし…」となる所ですが1点満足できない事があります。
それはWine環境で表示されるフォントが汚いという事です。
元々、Windowsというのは画面上の至る所に表示されているフォントがガタガタして綺麗ではないのですが、LinuxのWine環境ではますますそれが顕著になって表現されてしまうようでちょっと残念です。
でも、きっとこの問題も何か解決法がある筈ですから、そのうち調べて対策してみたいと思います。
そんな訳で「Linuxにするのはいいけど、昔使っていたMS Office使えないの?」という方は是非トライしてみて下さい、使えますから。
とはいえ、店長は最近Libre Officeに注目しています。
理由はシンプルで洗練されていて、通常のビジネスユースに過不足が無いという点です。
あくまでも個人的な意見ですが、最近のMicrosoft製のオフィスソフトってわかりにくいと思うんです。昔からMS Officeを使っていた私ですら、何がどこにあるのかよくわからない事が多いのです。
その点、LibreOfficeはとてもよく考えられていてあまり迷う事がありません。
この近年は自治体でも業務で使用するオフィスソフトはこうしたオープンソースのものに切り替え始める動きがあるらしいので、おそらく今後はこの動きは加速すると思われます。
本当に自分がパソコンでやりたい事は何なのか?を考えてオフィスソフトをチョイスされたら宜しいかと思います。
それではまた!
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