こんにちは！店長です。
今日はパソコンとは少し離れて巷で人気の『チープカシオ』についてお話してみたいと思います。
『チープカシオ』とは激安なのにオシャレ！カッコいい！よくできている！便利！というＣＡＳＩＯ製の腕時計の事なのですが、先日、押し入れに片付けてあった小物入れから20年ほど前の『チープカシオ』が出てきました。
この時計、”ＷＯＲＬＤ ＴＩＭＥ”という製品で現在もこの機種の後継品が販売されていた筈ですが、私の持っているこの製品はその元祖といったところでしょうか？
写真がその実物です。
小物入れから『発掘』した直後は当然電池切れの状態で画面は真っ白。ベルトの素材は長年の劣化によって変質してしまい、ベトベトする上に触れただけで簡単にちぎれてしまいました。
「こ、これは・・・」と愕然としましたが、私もパソコン整備士の端くれです。
時計技師ではありませんが、ダメそうなメカを見るとどうしても直したくなってしまいまして、さっそく工具を取り出してこの時計を開けてみました。
精密ドライバーで裏蓋を留めている＋ネジ４本を外して裏蓋を取り外すと中央にバッテリーが鎮座しています。バッテリーが外れないようにごく薄い金属のベルトが掛けられていて、これを外す仕組みを理解するまでに試行錯誤したあげく、ようやくバッテリーが外れました。電圧を測ってみると…やはり完全に放電しきっていて残量ゼロ。
バッテリーの型番は”ＣＲ１６１６”「あれ？最近家のどこかで見かけたような…」
そうでした、１００円均一のランタン型ライトの電池切れで交換したばかりでした。
このライトは”CR1616”を２個も必要とするもので、本体が108円なのに電池代が216円になるという代物でした。
困った事にダイソーにはこの”CR1616”は売られてなくて、通販で270円位で購入したのでした。（後にハードオフで新品が1個90円で売られているのを見つけてショックでした）
という訳で、このバッテリーをチープカシオに取り付ければ良いという事に気付き、早速交換してみると…動きました！！
この時計、今どき当たり前になったライト（照明）も無く、シンプルなのですが『年』『月』『日』『曜日』『時刻（24時間制⇔12時間制）』が1画面で全て表示されているという点が素晴らしく、ワールドタイムは30カ国の時刻が表示できます。（29ヶ国？）
アラームも5通り設定出来てそれぞれに『月日』の指定まで可能です。
うーん凄い！！
よくみると表面が擦り切れて表面にプリントされていた”WORLD TIME”の文字も消えかけていて、使っていた当時は肌身離さず使っていた事が忍ばれます。
ま、そんな訳でせっかく電池交換も出来たのですから使わない手はありません。
早速ネットで適合するベルトを探して注文してしまいました。（1,500円位 (^_^;)）
しかし・・・後からAmazonで”CASIO WORLD TIME”と商品を探してみるとあるわあるわ。
ベルト代が1,500円なのに対して最新のWORLD TIMEが3,000円程度で買えるじゃありませんか！
いや、もとい！私の場合『古いものを大事に使う』って事が重要なんです。
でもこのワールドタイムシリーズは購入した人の殆どの人が満足している様子。
やはりこの『チープカシオ(WORLD TIME)』は最高なのです。
皆さんも良かったら１つお買い求めになってみてはいかがですか？おススメです。
うーん、やっぱり私も１つ欲しい…。
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