私のスマホ”iPhone6 Plus”はiPhone8が発売になった今では2世代も前の機種になってしまいました。
翌年発売された小型のiPhone SEに搭載されたCPUの方が高速なチップらしいですし、私のiPhone6Plusも随分古くなった印象がありますが、まぁ普通に使えますし私のようにアプリをメチャクチャ沢山インストールして使っているようなハードユースにも持ちこたえているのは大したものだと思っています。
さて、iPhone8の発売と共にiOSも10シリーズからメジャーバージョンアップとなるiOS11がリリースされ、私のiPhoneにもアップデートの案内表示が出るようになりました。
でもOSのメジャーバージョンアップってコンピュータの世界では『要注意事項』です。
Windowsでもバージョンがアップする度に「使っていたあのソフトが使えない!」などのトラブルは至る所で起きていますから、スマホと言えども注意するに越した事は無いのです。
そんな私でも油断してしまう事はあります。
iOS11がリリースされた直後にはアップデートせず、しばらく世の中の反応を見ていたつもりでしたが昨日「そろそろいいかな?動かくなるアプリがあれば別のアプリを探せばいいし…」くらいに思っていたら、やってしまいました。_| ̄|○
いろんなIDやパスワードを記録しておける『PassFolder』というアプリが何とiOS11に対応していなかったのです。
対応していないとどうなるか?・・・・・動かなくなるのです。
という事はここに記録してあったいろんなIDやパスワードが確認できなくなってしまうという事です!
嫌な汗がダラダラ出てきます。(^_^;)
「対応方法はないのか?」とネットを検索すると、同じ目に遭ってしまったユーザーの悲鳴が多数見つかるのみで唯一の『対策』はこのアプリの製作者がiOS11に対応したバージョンをリリースしてくれるしか道は無いのですが、何とこのアプリ、既にAPPストアから消えてしまっていて、バージョンアップのリクエストさえ出来ない状況です。
このアプリは有料アプリで買い切りの120円というお手頃価格だった事もあり、何と10万ダウンロードを超えるユーザーがいるそうですから、売上だけでも1,200万円以上あった事になります。(羨ましい)
それが、iOS11へのアップデートに対応せずに消滅って・・・?
これといったバージョンアップや機能アップされてた印象も無いので「1,200万円もらい逃げかよー!」と悪態の1つもつきたくなるのですが、何か事情があるのでしょうか?
問題はこのアプリが他でもない『ID&パスワード』を扱うアプリだという事が大きい。
なにせ、10万人以上のユーザーが困っている筈なのです。
このままではアップルのAPPストアにもクレームが入る筈ですから、おのずと開発者の方にも対策の要請があるでしょう。
ですが、今はじっと待つしかありません。これは本当に困った。
パソコンに取ってあった古いバックアップからiPhoneを復元して戻しても、バックアップ後に追加したパスワードは戻って来ませんから尚更ややこしいことになりますしね。
<教訓>
『iOS11』にアップデートを考えておられる皆さん!消えてしまっては困る情報が入っている専用アプリが『iOS11』に対応しているかどうか確認すると共に、大事な情報はアクセス可能な状態にコピーするか紙に転記しておくことをお勧めします。
わかりましたね?
それではまた!